FC2ブログ

聖地 比叡山で南都北嶺を体感する(その2) 西塔地区

 比叡山の西塔(さいとう)は、東塔の北西約1.5キロにあり、バスで約10分ほどで到着します。ここは、平安初期に最澄が創建した山城国宝塔院を開基としています。

 今回は西山先生のご案内で、最初に、最澄の御廟所である浄土院を参拝しました。 浄土院は比叡山中、最も清浄な聖域で、現在でも御廟を守る僧侶(侍眞という)が、12年間山を降りない籠山修行の厳しい戒律に則って、霊前のお勤めをされています。

続いて、常行堂・法華堂(重文、1595年建立)を参拝しました。2つのお堂は高い廊下で結ばれており、「弁慶の担い堂」と呼ばれています。常行三昧とは、円仁が中国五台山から伝えた行法で、念仏を唱えながら90日間堂内を巡回する荒行です。

常行堂・法華堂を結ぶ高い廊下をくぐりぬけると眼下に、石段が下り、その先に転法輪堂(重文、1345年~1350年)、別名釈迦堂が見えてきます。桁行7間、梁間7間の根本中堂と同じような天台様式の建物となっています。

最後に、山を150メートルほど登って、相輪橖(そうりんとう)を拝しました。 高さ10メートル余りの青銅製の九輪の塔で、金色に輝く相輪をのせています。平安初期に最澄が経巻を納めて造立したのが、起こりです。 1895年(明治28)に改修されました。

西塔入口
IMG_9914s_20180328135658a11.jpg


西塔地区案内図
IMG_9985s_20180328135713703.jpg

浄土院説明板
IMG_9921s.jpg

浄土院
IMG_9922s_20180328135704a99.jpg

参拝者入口
IMG_9916s_20180328135659727.jpg

浄土院
IMG_9917s.jpg

浄土院額
IMG_9951s_20180328135708fb7.jpg

扉文様
IMG_9933s.jpg

御廟
IMG_9926s_20180328135705f8e.jpg

参道の石碑(最澄の遺訓)
IMG_9956s_201803281357102bc.jpg

五重照隅塔
IMG_9959s.jpg

--
常行堂・法華堂
IMG_9962s_201803281410574a5.jpg

説明板
IMG_9973s_20180328141106656.jpg

常行堂(左) 高廊下 法華堂
IMG_9968s.jpg

常行堂
IMG_9976s.jpg

入口
IMG_9971s.jpg

法華堂
IMG_9970s.jpg

法華堂入口
IMG_9967s_201803281411004b6.jpg

--
転法輪堂への石段
IMG_9978s_20180328142722327.jpg

説明板
IMG_9987s_20180328142724e53.jpg

IMG_9988s_20180328142725983.jpg


転法輪堂(釈迦堂)(重文、貞和年間)
 元は園城寺の金堂を豊臣秀吉がここに移建した。山内では最古の建築である。
IMG_9992s.jpg

--
相輪橖(そうりんとう)
 平安初期に最澄がここに経巻を納めて相輪橖を造立したのが始まり。 織田信長の焼打ちで焼失。その後再建され明治28年に改修。蘇我馬子が、大野丘に刹柱を建立して、寺院としたが、それと類似した建物であろう。法隆寺の五重塔の心柱の伐採年代が594 年であることは、松浦により刹柱説が唱えられている。

IMG_0024s_20180328144221b0c.jpg

IMG_0022s_20180328144219e33.jpg



コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

青龍

Author:青龍
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
萩 (2)
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR