隅田八幡神社

和歌山県橋本市隅田町に所在する隅田八幡神社に行って来ました。橋本市は奈良県五條市に接する市でこれまで何度も行っていますが、隅田八幡神社に行ったことがありませんでした。この神社に国宝の人物画像鏡(現在は東京博物館に寄託)が伝わり、その銅鏡に以下に示す日本最古の金石文が刻まれていることで有名です。

隅田八幡神社の銘文解読
    「癸未年八月日十大王年男弟王在意柴沙加宮時斯麻念長寿遣開中費直穢人今州利二人等取白上同二百旱作此竟」

説明板に書かれている一解釈
 「癸未年(みずのとひつじ)のとし、八月十日男弟王が意柴沙加の宮にいましし時、斯麻が長寿を念じて開中直穢人今州利二人らを遣わして白上銅二百旱をとってこの鏡を作る。」

 癸未年は60年に一度まわってくる干支ですので、503年、443年、383年などの説があります。男弟王は「おおと王」とよみ継体大王を指すという説があります。意柴沙加宮(おしさかのみや)は奈良県桜井市押坂(おっさか)を意味します。継体大王は大和に入るまでに長期間要し、「磐余玉穂の宮」に遷宮(526年)しますが、この銘文の一解釈によると、その前に忍坂(おっさか)にいたことになります。 なお、銘文の解釈は諸説あり定まっていません。

この鏡は、考古学的には中国製の画像鏡を手本として製作されたと考えられています。鏡の内区の画像が逆回りに配置され、人物の数も少なくなっています。図像の構図が左右逆転し、逆回りに配置されているのは、手本の鏡をそのまま鋳型にひき写す手法を採用しているからだと考えられます。


神社境内案内図
IMG_7014s.jpg


神社入口
IMG_6979s_20171214215828a7a.jpg

八幡宮額と天井龍の絵
IMG_6986s_20171214215829c78.jpg

八幡社正面
IMG_6973s.jpg

銅鏡縁起
IMG_6970s.jpg

IMG_6965s_201712150601310c2.jpg

IMG_6967s_20171215060132afc.jpg


阿弥陀寺院
神社境内には寺院も共存しています。
IMG_6993s.jpg


IMG_7001s_20171214215832b85.jpg

経塚
IMG_7005s.jpg




春日社など

IMG_7004s_20171214215834ede.jpg

IMG_7011s.jpg


コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

青龍

Author:青龍
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
萩 (2)
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR