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播州刀田山 鶴林寺

 播州斑鳩寺につづいて兵庫県加古川市に所在する聖徳太子ゆかりの古刹・刀田山(とたさん)鶴林寺(かくりんじ)へ参詣しました。
高句麗の僧、恵便法師が物部氏ら廃仏派の迫害を逃れてこの地に逃れていたとき、聖徳太子が法師の教えを乞うためこの地に来られ、「木の丸殿」で仏教の教えを受けたという言い伝えが残っています。その後、太子が16歳のとき(587年)に、渡来系の秦河勝に命じて精舎を建立し、「四天王寺聖霊院」と名付けたのが、当寺のはじまりであると伝えられています。

養老2年(718年)、武蔵国「大目身人部春則」が太子の徳を顕彰するため七堂伽藍を建立しました。9世紀初めに比叡山の高僧慈覚大師円仁が、入唐の際にこの寺に立寄られ、薬師如来を刻み国家の安泰を祈願し、それ以来天台宗になりました。

平安時代の天永3年(1112年)、鳥羽天皇から勅額をいただき寺号を「刀田山鶴林寺」と改め、勅願所となりました。
鎌倉、室町時代には太子信仰が高まり、寺領2万5千石、寺坊300坊、楽士数十名が常に舞楽を奏していたと伝えられていますが、戦国時代に至って信長、秀吉の弾圧で寺勢は衰微し、江戸幕府の厳しい宗教政策により寺勢は衰えざるを得ませんでした。

鶴林寺の本堂と太子堂が国宝に指定されています。また、金銅聖観音立像(白鳳時代)や、聖徳太子絵伝等多くの重要文化財を有しています。

鶴林寺山門前
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説明板
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仁王門
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説明板(仁王門)
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阿形
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吽形
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本堂(国宝、室町時代))
 なかなか見ごたえのある重厚な本堂でした。 外陣のこれだけ立派な海老虹梁は他では見かけないでしょう。
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説明(本堂)
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本堂外陣(海老虹梁)
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大梁
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外陣正面
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太子堂(国宝、平安時代)
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説明板(太子堂)
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三重塔(県指定文化財)
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説明板(三重塔)
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御朱印
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