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第69回正倉院展 その1

 第69回正倉院展(10月28日~11月23日)に行って来ました。行った日は平日の午後2時半頃で、雨で5分ほどの待ち時間で入場できました。

正倉院宝物は、756年に聖武天皇が亡くなって、その49日の法要に際して、光明皇后が天皇の遺愛品約650件を東大寺の大仏に奉納したのが始まりです。1260年前に光明皇后が奉納した宝物のおかげで、新しい宝物を購入することもなく、最初に納入された品物を約10年毎に入れ替え、出展することにより、多くの人たちを楽しませてくれています。

 今年の出展の目玉は第69回正倉院展宣伝チラシを飾る「羊木臈纈屏風(ひつじぎろうけちのびょうぶ)」や、緑瑠璃十二曲長杯(みどりるりのじゅうにきょくちょうはい)」などですが、展示物は全体的に大変地味でした。

羊木臈纈屏風(ひつじぎ ろうけちの びょうぶ) 第69回正倉院展宣伝チラシ

 木の下にペルシャ風の巻き角を有する羊がいる国産のろうけつ染めの屏風。中国新疆ウイグル自治区トルファンの織物によく似た羊の胴体の三角模様が描かれている。

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緑瑠璃十二曲長杯(みどりるりのじゅうにきょくちょうはい)」
 鮮やかな緑色のガラス製の杯で、口縁に12の曲線をもつ、大きな葉っぱの容器を連想させます。 長経22.5cm、短径10.7cm、高さ5cm。人だかりが一番多い展示物で、何重にもとりまき、前へ入るため時間がかかりました。 緑の色が透き通ってとても綺麗です。しかし、予想よりとても小さかったので、植物文様は確認できましたが、うさぎがうずくまる文様は確認できませんでした。この品物は11年前の第58回正倉院展の図録に掲載されていました。

緑瑠璃十二曲長杯
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底から見た写真
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第58回正倉院展図録
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漆槽箜篌(うるしそうのくご、たて琴の残闕)
(配布された読売新聞正倉院展特集号外より)
 ハープのルーツ。西アジアが起源。古代中国、朝鮮半島、日本で演奏された。明治に復元されたレプリカとともに展示されており、古代の弦楽器の音が聞こえてきました。残闕のみが残っています。

漆槽箜篌
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演奏方法
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