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千年震災 その4

 千年に一度の地震・津波が発生している地域として、南海トラフ沿いの地震があります。1944年の東南海地震、1946年の南海地震が直近の地震ですが、伯母の話によれば、東南海地震のときは戦時中で、揺れが大きく建物の屋根瓦が波打つように揺れたそうです。
南海トラフとは四国足摺岬沖から伊豆半島付け根の駿河湾まで続くフィリッピン海プレートの沈み込み地帯のことです。
南海トラフ沿いに発生する地震を西から、
 A.南海地震(四国沖)、B.東南海地震(紀伊半島沖)、C.東海地震(御前岬沖)
と分けて考え、これらの地震が同時に発生することもあります。過去に発生した地震は次の通りです。

 684年 白鳳南海地震(A) 【日本書紀 天武13年条に記述有り、最古の記録?】
 887年 仁和五畿七道地震(A・B・C連動型?) 【三大実録に記事】
1096年 嘉保東海地震(C)
1099年 康和南海地震(A)
1361年 正平南海地震(A) 連動型超巨大地震か?
1498年 明応南海地震
1605年 慶長南海地震(?)
1707年 宝永地震(A・B・C連動型?)
1854年11月4日         安政東海地震(B) 
1854年11月5日(32時間後) 安政南海地震(A)
1944年 昭和東南海地震(B) 2年後
1946年 昭和南海地震(A)
      70年経ちました。
2016年 3月20日以降 平成南海巨大地震(?) A・B・C 連動? ; 2035年頃発生?(都司)

☆ 紀伊半島には原発はありません。中部電力が現三重県南伊勢町芦浜に建設を計画しましたが、津波被害を経験している住民の強力な反対運動で、計画を白紙撤回させました。しかし、東海地震エリアには静岡県に浜岡原発があり、巨大地震による2番目のメルトダウン事故が心配されています。都司氏は危険な原発として、1.浜岡原発 2.伊方原発(愛媛)、中央構造線の断層が動くこともありうる、3.敦賀原発、をあげています。日本海側でも、過去に津波被害が記録されています。

しかし、自然と大地の動きは、人知が及ぶ範囲を越えて複雑であり、現在の科学技術の観測技術では、いつ、どこで、どれだけの大きさの地震が起きるか、予め予測することは不可能です。 残念ながら、これらのことは地震が起こってからでないと分からないのです。しかし、プレートテクニクスの理論が提唱されたのは、1960年代です。それ以降、数十年の間に地震の理解が飛躍的に進み、震源と地震のマグニチュード、予測される津波の高さなどは、即座に分かるようになりました。 そのためには、地震学だけでなく、情報ネットワーク技術やその他の科学の寄与があります。 

参考文献
(1)山岡耕春「南海トラフ地震」岩波新書、2016年1月20日
(2)東大地震研 土井恵治監修「地震のすべてがわかる本」成美堂出版、2005年



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