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千年震災 その3

 今回の津波災害は、1933年(昭和8年)の昭和三陸津波や、1896年(明治29年)の明治三陸津波を上回る規模でした。都司氏の調査によれば、津波の浸水高度が30mを越えた箇所が明治の津波では二ヵ所しかありませんでしたが、今回の津波ではそれをはるかに上回る地点で測定されました。例えば、大船渡市では38.2m、陸前高田市では32.6mです。宮古市田老町では六地点で30mを上回りました。

 また、福島第1原子力発電所には14~15メートルの津波がきました。想定高さを5.7mとして大津波に対する対策を怠ってきたため、想定の約2.5倍の津波がきて、原子炉の炉心熔融という起こしてはならない大事故を引き起こし、10数万人が住居を追われ避難民となりました。

 このような大きな津波を歴史上にさぐると、千年前の貞観地震津波までさかのぼります。これまでは、津波避難の場合は、鉄筋コンクリートのビルの3階以上に避難すればいいとされてきたが、今回は明らかにそれを上回る津波であって、6階以上に逃げないと助からない、非常に大きな千年に一度の津波でした。

 千年に一度の地震・津波がきても、人の命は守らなければならない、原発の事故は絶対起こしてはならないということ、千年に一度の地震・津波や1万年に一度の破局的火山噴火に備えて、原発は絶対再稼働してはいけないということを学ぶべきだと思います。

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