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外宮参拝と斎宮跡を巡る その5

斎宮跡の発掘調査

 史跡東部には平安時代の斎宮跡の10分1の模型が造られていました。中国西安市の大明宮跡の公園にも同様に大明宮の復元模型が屋外展示されていました。 ただし、中国の建物は礎石建ちで瓦葺でしたが、斎宮跡の建物は掘立柱立で檜皮葺か多くは茅葺屋根でした。

 斎宮跡からは方格地割が確認されています。東西7区画、南北4区画で、1区画は長岡京と同じ400尺(約120メートル)で、13メートルの側溝のある道路が巡り、斎王がいた内院は東3列、南2列に位置し、現在その上を近鉄線が斜めに横切っています。

出土遺物としては奈良三彩、緑釉陶器、灰釉陶器、陶製硯(円面、風字、蹄脚、水鳥、羊の形)、土馬、石帯、皇朝銭(和同開珎、延喜通宝)、各官司に関わる墨書土器皿などが出土しています。

大来皇女を初めとする飛鳥・奈良時代の斎王の内院は史跡西部の祓川に近い台地に想定されています。現在、古里と呼ばれているあたりです。現在、方位の異なる柵列で囲まれた二区画が重なって確認されています。

この近くに、三重県立斎宮歴史博物館が平成元年(1989年)に開館しました。斎王に関する展示や発掘による出土物が展示されています。

三重県立斎宮歴史博物館と右手に方墳
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斎宮歴史博物館
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館内

斎王と女官
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斎王
斎王の神宮への参宮は六月、十二月の月次祭(つきなみさい)、九月の神嘗祭(かんなめさい)の三節祭のときだけで、他は神に近づくための清浄潔斎の日々を斎宮でおくります。
神嘗祭のときは、8月晦日に斎王は尾野湊(明和町大淀(おいず))で禊(みそぎ)をおこない、九月十五日に伊勢市小俣(おばた)町の離宮院に入ります。翌十六日、ここから外宮へ赴き、離宮院へもどり一泊します。翌十七日には内宮へ向かい、その日は離宮院で泊まり、十八日に斎宮へもどります。

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斎王の輿(模型)
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出土円面硯
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出土土馬
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遊具
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加利宇知(初公開:韓国製遊具)
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