FC2ブログ

法隆寺 金堂修正会

 法隆寺金堂では今年も1月8日から14日まで、吉祥天と毘沙門天をご本尊とする修正会、「吉祥悔過」の法要が厳修されました。今年もあらかじめ申し込みをして1月14日夜の法会に参列しました。法要終了後には「牛玉札」を頂きます。一年間の無病息災の守り札とします。
 
例年であれば、金堂内はとても寒く、こごえますが、今年は暖かく、また雨のため金堂の外に出て、総社にお参りする神供の法要は金堂内で行われました。

 参列者は午後4時半までに、寺務所に集合し、僧侶から吉祥悔過の法要の意義などの説明を受けます。説明が終了すると、お寺から、「うどん」が出され、夜の法会に備えます。また、カイロまで配布されるので、心まで温かくなります。 法隆寺は創建以来1400年間もの間、信者や地域の人々によって守り、支えられてきたので、お寺と参拝者はとても親しい関係にあります。

 午後5:40になると、寺務所から金堂へ移動します。参道の灯篭には明かりが灯され、法会を支える多くの地域の方々、警備の方々は明かりを照らして誘導してくれるので、それに従って金堂に入ります。 廊下に置かれた椅子に座って、約2時間にわたって厳修される行を拝観します。

金堂内の燭台の灯明皿に火が灯され、釈迦三尊像の前にはピラミッド状に積み上げられたお餅が供えられています。吉祥天立像と毘沙門天立像、釈迦三尊像には、牛玉の印をを押した牛玉札をはさんだ漆の枝、旗を持たせかけてありました。釈迦如来の後ろには牛玉像が置かれます。咒師(しゅし)作法で使う太刀二振り、加持杖、柄に鈴状のものをつけて鳴らす鐃(にょう)などの法具が使われ行が行われました。

金堂の金網がすべて外され、堂内はとても綺麗です。1月2日のNHK TVでは、法隆寺金堂の釈迦三尊像や天蓋の垂飾がアップで映っていましたが、実際はもっと綺麗で、堂内の仏像や天蓋は1300年前の輝きを失っていません。壁画もとても綺麗でした。

修正会は「続日本紀」の称徳天皇紀、神護景雲元年(767)条の勅に従って、768年から平城京大極殿や諸国の寺々で行われるようになった法要で、法隆寺では中断することなく、千二百年以上に及ぶ伝統を今日に伝える古儀です。

--
修正会14日の南大門
IMG_4296j.jpg

行事告知板
IMG_4303j.jpg

参道両側に灯篭が設置されている
IMG_4306j.jpg

寺務所への上土門
IMG_4308j.jpg

大講堂での日中の行に参集
IMG_4268j.jpg

寺務所から金堂へ移動
IMG_4311j.jpg

牛玉札
IMG_5856j.jpg

コメントの投稿

管理者にだけ表示を許可する

プロフィール

青龍

Author:青龍
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
萩 (2)
訪問者数
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR