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平城宮跡東院庭園

 平城宮跡は東西・南北がそれぞれ約1㎞の方形で、さらに東に270m, 北に750m張り出し部分をもつ。1967年(昭和42)の発掘調査で、この張り出し部分の南東隅から庭園遺構が見つかった。この場所は、「続日本紀」に出てくる「東院」にあたることから、発見された庭園は「東院庭園」と名付けられた。ここは聖武天皇の東宮の一部、あるいは称徳天皇が儀式や宴会を行った迎賓館の一部に相当すると見られている。

平城宮跡案内
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東院張出し部、
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 東院庭園は東西80m×南北100mの敷地の中央に複雑な形の岬や州浜敷きの池を設けた貴重な古代の庭園遺構である。東院庭園の池は奈良時代後半に大きく改変されており、前期と後期の2期に分けられる。1995年(平成7)から1998年(平成10)年にかけて後期の庭園が復元され2010年(平成22)に特別名勝に指定された。池北岸には石組みの築山が復原されている。また、北西部には曲水が復原されている。

 発掘調査から得られた建物の柱穴や飛鳥・奈良時代の現存建物を参考にして、中央の正殿の建物(法隆寺伝法堂を参照)から露台が池に張り出し、その先には平橋が東岸へかかっている。建物の柱は法隆寺夢殿の柱のように八角形の面取りがなされている。北東建物(法隆寺食堂参照)には反橋がかかっている。隅楼は2階建てになっており、屋根には鳳凰がとまっている。

 東院庭園は復原から約20年が経過し、当初植えられた植栽は成長し、庭園にとてもマッチした素晴らしい景観を生み出している。20年の歳月は無駄には経過していないと感心しました。

中央建物と庭園1
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中央建物と庭園2
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中央建物と庭園3
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中央建物と庭園4
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平橋
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中央建物
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イロハ紅葉
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ヤマモモ
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反り橋
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北東建物1
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石組築山
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北東建物2
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隅楼
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柳並木1
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柳並木2
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曲水

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