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木津川市 蟹満寺

蟹満寺(真言宗智山派) 京都府木津川市山城町

 寿宝寺から木津川を渡って国道24号線に出て、奈良方面へ進むと、まもなく「蟹満寺」という看板が表れ、左折して案内板に従って奥まで進むと、蟹満寺に着きました。

 寺院発行の縁起によれば、蟹満寺は奈良朝以前に、秦氏の一族秦和賀によって建立され、後に行基菩薩の関与により民衆のあつい信仰を集めたとあります。1990年の発掘調査で7世紀末の大規模な寺院の遺構が発見されました。創建時の本堂は薬師寺の金堂の大きさに匹敵する規模であったようです。
 
 本尊の国宝の釈迦如来像は、白鳳時代の名作で、1300年前に造像された金銅の座像で、2m40cm、重さ2.2トンもあります。初唐様式の堂々たる尊像で、ほとんど完全に近い原形のまま今日に至っているとのことです。螺髪と白毫を付けませんが、手の指の間には水掻きの如き曼網相を備えており、人々救済のお姿をされています。
 一目拝顔したときは、一瞬、飛鳥大佛を思い浮かべました。 白鳳時代の金銅仏ですから、飛鳥時代の古来の仏像の流れをくむのではないでしょうか。

 蟹満寺は、平安時代の今昔物語に登場する蟹にまつわる説話で有名です。そのお話の概要は以下の通りです。

 『昔、観音を篤く信仰していた村の娘が村人に捕まえられた、蟹(サワ蟹)を放してあげました。数日後、その娘の父が、蟹を捕まえた蛇に対して、「婿にするから蟹を放してあげなさい」と言って放させました。ある夜、男に姿を変えた蛇がやって来て、娘に求婚を迫りました。父娘が困っていると多くの蟹が表れ蛇を退治しました。翌朝、庭には蟹と蛇の亡骸に満ちていました。そこで、父娘は蟹と蛇の亡骸を供養するためにお寺を建てました。』

山門

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本堂
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説明板
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