FC2ブログ

法隆寺 子規の句碑(3)

 正岡子規の句集「寒山落木」は1885年~96年の句作1万2700句を分類整理し自選して稿本としたもので、子規自筆の句集です。国立国会図書館では嬉しいことに「寒山落木」をデジタル化し、誰でも読めるように公開しています。子規の句を自筆で味わえるなんて、彼の息づかいも行間に味わえて、ますます子規の句に引き寄せられてしまいます。

 法隆寺に建っている子規の句碑の字と「寒山落木」の句集の字を比較したらまったく同じ字に見えました。高浜虚子が子規自筆の句集から撮って松瀬青々に送った句集とは「寒山落木」に掲載されたものだったようです。

<句碑の字>
IMG_4233s.jpg

<「寒山落木」句集の字>
IMG_4296s.jpg

正岡子規が法隆寺で詠んだ句を国立国会図書館の「寒山落木」デジタル本でざっと探して見たら以下の句が見つかりました。

<法隆寺の茶店に憩ひて
 柿くへば 鐘が鳴るなり 法隆寺
 垣ごしに 澁柿垂るる 隣かな>

IMG_4301s.jpg

<法隆寺
 行く秋を しぐれかけたり 法隆寺
 行く秋を 雨に汽車待つ 野茶屋哉>

IMG_4302s.jpg

<法隆寺
佛舎利と こたへて消えよ 露の玉>

IMG_4303s.jpg

<子規句集
 稲の雨班鳩寺にまうでけり
(班は斑の書き間違いでしょう)





 
プロフィール

青龍

Author:青龍
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
萩 (2)
訪問者数
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR