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興福寺 北円堂

興福寺は平城遷都(710)とともに藤原不比等によって奈良の一等地のこの地に建立され、南都六大寺の一つに数えられました。現在は法相宗大本山であり、多くの国宝を有し、南円堂は西国33所観音霊場第九番札所として参詣者が絶えません。現在、中金堂再建の大事業が行われています。東金堂と国宝館に多数の仏像が安置され、拝観者が絶えません。

【北円堂】(国宝)創建:721(養老5)年、再建:1210(承元4)年
 
 北円堂は、720年に亡くなった藤原不比等の菩提を弔うため、元明上皇と元正天皇が発願し、長屋王が721年8月3日の一周忌に完成させました。北円堂は八角形ですが、八角堂は廟堂を意味します。 現在の北円堂は1210(承元4年)に再建されたお堂であり、現存する興福寺の堂宇の中では最も古いお堂です


<北円堂>
現在、お堂の周りは工事中で近づくことができません。
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<仏像>

■弥勒如来坐像(国宝)(運慶作、鎌倉時代1212(建暦2)年頃、木造、像高141.9cm)
  弥勒如来坐像は北円堂の本尊です。像内に建暦2年の年号が書かれた願文が納入されていた。台座内枠に、源慶、静慶、運賀、運助、運覚、湛慶、康弁、慶運、康勝の慶派仏師の名が墨書されていました。これら仏師を統率していたのが運慶です。

■脇侍 法苑林菩薩像(ほうおんりんぼさつぞう)、大妙相菩薩像(だいみょうそうぼさつぞう)(室町時代、桧材寄木造り、漆箔、玉眼)を従えます。

■無著・世親菩薩立像(国宝)(運慶作、木造、造高194.7cm(無著)、191.6cm(世親)、鎌倉時代1212(建暦2)年頃
無著と世親はインドの兄弟高僧で、法相宗の祖師として尊崇されている人。無著は老年で優しい表情をしています。弟の世親は壮年で遠方を見つめる意志の強い逞しい人の姿です。運慶の代表作。

■四天王像(国宝)(平安時代、791年(延暦19)年、木心乾漆造)
もと大安寺に伝来した四天王立像、791年制作、のちに興福寺に移されました。誇張的表現がされており、持国天は瞳が飛び出さんばかりです。
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