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飛鳥京跡に於ける大型建物の性格

2012年2月25日、桜井市三輪の大神神社にて河上邦彦氏による「飛鳥京跡に於ける大型建物の性格」と題する以下の内容の講演がありました。

1.はじめに
2. エビノコ大殿(SB7701)
3. 内郭内裏前殿(SB7910)
4. 内郭中区の大型建物1(SB0301)
5. 内郭中区の大型建物2(SB0501)
6. まとめ

はじめに、飛鳥京は6世紀末に推古天皇が都をおいたときにはじまり持統天皇が藤原京へ移すまでに飛鳥にあった都である。飛鳥京跡は飛鳥岡本宮、飛鳥板蓋宮、斉明・天智の後飛鳥岡本の宮、天武・持統の飛鳥浄御原宮が重層的になっているので複雑である。
橿原考古学研究所では昭和34年から現在まで150回以上の発掘を行っている。
これまでで4つの大きな建物跡が見つかっているが、河上氏の見解は以下の通りです。

1.エビノコ大殿は前期難波宮の内裏前殿に似ているがそうではなく、殯宮(もがりのみ
や、ヒングウ)と考える。
2.内郭南区の7間×4間の建物は大極殿と考える。
3.内郭中区の南・北建物は宗教殿としての八尋殿と考える。

以上、これまでの橿原考古学研究所の一部報告を批判しながら、身体不自由に関わらず多くの資料を駆使して独自の見解を述べられ大変興味をそそられました。先生のその舌鋒が今後ますます冴えわたることと、ご健康を心より祈念いたします。
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