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東大寺ミュージアム特別展

12月27日、東大寺の南大門をくぐってすぐの左手に完成した東大寺ミュージアムの開館を記念した特別展「奈良時代の東大寺」に行ってきました。午後の入館者の少ない時間帯だったのでじっくりと拝観できました。

<国宝:金銅八角燈籠火袋羽目板>
 展示室に入ってまず目にしたものは、東大寺大仏殿前の金銅八角燈籠火袋羽目板の最古の一枚で、天衣をまとったふくよかな顔立ちの音声菩薩が鈸子(ばっし、シンバルのような四角の小さい打楽器)を奏でる姿が刻まれていました。この羽目板は盗難に会い斜格子の一部が欠損し曲っていますが、作成技術における天平時代の荒々しい息吹を伝えています。現在、使われているものはこの複製品です。

<国宝:誕生釈迦仏立像及び灌仏盤>
 次に、誕生釈迦仏立像及び灌仏盤が目にとまりました。誕生後七歩んだというお釈迦様の幼少時の像は、上半身裸で下肢には衣を着け、右手を挙げて立っていました。顔立ちをじっくりと拝顔すると、おだやかな笑みをたたえ、気品さえ漂わせていました。
灌仏盤(金たらい)は大きく、側面には全面にわたって鳥獣や雲、草花など多彩な線刻が描かれていました。

次に東大寺金堂鎮壇具として、銀製鍍金狩猟文小壺とその中にあった真珠が4個、8個入った水晶の合子2個が目にとまりました。また、紫や白の水晶玉や琥珀やガラス玉類の装飾品はきれいでした。

<国宝:不空絹索観音立像>
 法華堂(三月堂)の本尊である不空絹索観音立像と両脇の日光菩薩立像と月光菩薩立像はガラス越しですが、近くでじっくりと拝顔できました。不空絹索観音立像の顔立ちは三目あり意思が強くインドに由来する顔立ちのように見受けました。また、八臂を横方向からじっくりと観察でき、その腕の出方の合理性と左右の腕の対称性の美をじっくりと観察することができました。

<国宝:日光菩薩立像、月光菩薩立像>
 また、日光菩薩と月光菩薩がおだやかで静かに手を合わせる姿を拝顔し、思わず私も手を合わせていました。時を経て白っぽく見えましたが極彩色の姿を思い浮かべていました。

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