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2015江包・大西のお綱祭

2015年2月11日、晴天に恵まれ桜井市の大西と江包の2つの集落によるお綱祭が開催されました。このお祭りは豊作を祈る農耕神事で綱掛祭の一つです。西暦808年12月(約1170年前)に、大雨が降り、三輪山で鉄砲水が出て神様が流され素盞鳴尊は江包に稲田姫命は大西に救われ、それぞれの村で神様をお祀りしたという言い伝えがあります。そして、1年に一度素盞鳴神社の神前で結婚の儀式が行われます。

大西では早朝から大神神社の神主の下で神事を行ったあと、前日に一日がかりで作った重さ約600キロの雌綱をかかげて村内を練り歩きます。大和川の堤防沿いに相撲場があり途中泥んこ相撲を取ります。その後、大和川の堤防沿いに雌綱と長さ約100メートルの大注連縄を掲げて、大和川に架かる網掛橋を渡り、素盞鳴神社前の欅に雌綱を吊るします。

<大西の雌綱到着:神主と仲人が先頭>
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<600キロの重さの雌綱を担ぐ>
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<大注連縄は長さ約100m>
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<雌綱のセッティング>
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<仲人さんの呼び使い(7回半)>
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<江包の泥んこ相撲>
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<男網を担ぐ>
600キロもの重さの綱も多くの人が力を合わせば持ち上がる。
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<出動>
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<結婚式>

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JR纒向駅~大和川の風景

JR巻向駅から纒向遺跡を通って大和川へ至る風景、お綱祭会場を紹介します。

<JR桜井線纒向駅:無人駅、一時間に2本しかないので注意!>
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<桜井市太田陸橋:上からの眺望が良い>
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<左から纏向学研究センター、纒向小学校、纒向石塚古墳>
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<纒向石塚古墳説明>
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<纒向石塚古墳:削平された丘のみ>
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<纒向から見た三輪山の風景1:電柱のケーブルが見苦しくなりました>
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<纒向東田古墳>
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<説明版>
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<左から穴師山、巻向山、三輪山、箸墓古墳>
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<JAならけん カントリーエレベータ前を通って行きます>
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<大和川に架かる瑞穂橋を渡ります>
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<大和川と三輪山>
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<水防倉庫>
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<河川災害リスト>
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<治水事業説明板>
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<大和川:上流は三輪・海柘市、初瀬方面>
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<大和川の説明>
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<お綱祭説明板、市杵嶋神社近く>
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<市杵嶋神社(お綱神社合祀);雌綱造会場>
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<大和川堤防沿い。下流方面(大和郡山市坂東で富雄川・佐保川と合流し王寺・大阪方面へ)>
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<綱掛橋を渡ると素盞鳴神社>
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<素盞鳴神社:お綱祭会場>
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<欅の大木に綱を吊るす>
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<春日神社;雄綱造会場>
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<江包(えっつみ)相撲場>
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江包・大西の御綱祭

2月11日に予定されている桜井市の江包・大西の御綱祭は、古くからの田遊び祭りの一種で農作業の豊作を予め祝う儀式です。

平成24年に国の無形文化財に指定されました。 560キロの雌綱と600キロの男綱の「入船式」は、大和川(初瀬川)が急カーブし、江に包まれた江包という集落にある「素盞鳴神社」で行われます。この地域は3世紀に栄えた纒向遺跡の中にあります。一度見ておきたい凄いお祭りです。参考のため過去の配布物を紹介します。

なお、「JRで行く桜井市大和の古道紀行」パンフによると、お綱まつり見学ハイキングがあるようです。
2月11日(祝・水)コース 素盞鳴神社(お綱祭)⇒箸墓古墳⇒井寺池⇒桧原神社(約10キロ)
集合:午前10時JR桜井線(万葉まほろば線)巻向駅 解散16:00頃
問合せ:桜井市観光協会 0744-42-7530

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江包・大西のお綱祭り

2014年2月11日(祝)大和川を挟んだ桜井市の2つの区による「江包(えっつみ)・大西のお綱祭り」(平成24年3月国の無形文化財に指定)が行われました。お祭りの会場である桜井市江包の素盞鳴神社は、JR巻向駅から西に徒歩20分の場所にあり、駅から箸墓古墳を左に見ながら纒向遺跡の東田古墳のそばを通って行きます。大和川を少し上流に行くと海柘榴市(つばいち)があります。

1.お綱まつりの由来

 お綱まつりは、五穀豊穣と子孫繁栄を願う綱掛け農耕神事です。その昔、大洪水があり、三輪で祀られていた素盞鳴尊稲田姫(櫛稲田姫)のご神体が流され、素盞鳴尊は江包で救われ素盞鳴神社に、稲田姫は大西で救われ綱越神社にお祀りしました。その後、1年に一度旧正月の10日に結婚されたという言い伝えがあります。また、洪水のとき、稲田姫がになって川を渡られたのがこの行事の始まりだとも言われています。
現在、江包では2月9日に春日神社で雄(男)綱を作り、大西では2月10日に綱越神社(市杵島(いちきしま)神社の境内に合祀)で雌(綱)を作り、2月11日に江包区の素盞鳴神社で結婚「入船式」が行われます。

2.お綱作り

 2月9日に江包地区では午前8時頃に集合し、春日神社雄(男)綱を作ります。約4000把の藁を使い、頭部が直径約2メートル、長さ4メートルの円錐形の雄綱の頭部を作ります。出来あがると重さはなんと600キロもあります。本体に付ける数十メートルの長さの尾は3人がかりで、まわりの人から藁の把をもらい、掛け声をかけ合いながら、三つ編みに捻っていきますが、この作業には大変な腕力が必要です。午前から始めた作業がすべて終わるのは日暮れ時になります。

2月10日の大西地区での雌綱作りは綱越神社の前の座小屋の周囲に幕を張って午後1時ごろから行われます。江包区の倍以上の人数が参加されます。綱はまず太い三ツ縄を綯っていき、頭の方を適当な長さに1ツ折にし、その端をくるくると折った方に巻いていきます。また、三つ編みにして長さが100メートルほどの尾を作ります。出来上がった頭部は舟形にし、それを転がしながら周りをぐるぐる巻きにします。その後、頭を恵方に向け一晩、座小屋に吊るされます。頭部の重さは何と600キログラムほどになります。

3.お綱祭り当日

 2月11日のお祭り当日、大西では朝7時半頃から綱越神社で大神神社の神主を迎え神事を行います。神事終了後、お綱をかつぎ出します。お綱の通る道は決まっており地蔵さんを経由して、相撲場へ進みます。途中、祝い事のあった家々を回ります。相撲場所に着くと、尾を土俵にして、泥んこの田の中で相撲を取りますが、泥がつけばつくほど豊年になると言われています。相撲終了後、神主と仲人の先導で雌綱は大和川沿いを進み「綱掛け橋」を渡り、江包の素盞鳴神社前の大きな御神木に吊るされ雄綱の来るのを待ちます。
 
 江包では午前8時に春日神社から綱を担ぎ出し、公園において男綱の「化粧直し」をします。終了後、祝事があった家々を祝って歩き、相撲場で泥ん子になりながら相撲をとります。大西と同じく、泥んこになればなるほど、その年は豊年になると言われています。

大西側の仲人は江包へ7度半の呼使いを行った後で、ようやく江包の雄綱が相撲場から担ぎ出され、勢いよく大西の雌綱と合体し「入舟式」が成就します。合体後雌雄の綱の尾を両方に長く引っ張り、雌綱の方は大和川を越えて大木にくくりつけます。これで双方手打ちをし大西からは仲人と村役だけが残り、江包側と社殿で式をします。

4.写真

4.1 2月9日 江包の綱作り

<春日神社>

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<頭部作成過程>

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<頭部完成>

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<尾を作る>

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<長い尾>

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4.2 2月10日 大西の綱作り

<市杵島神社>

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<幕で囲われた座小屋>

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<舟形>

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<ぐるぐる巻く>

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<座小屋へ吊るす>

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4.3 2月11日 お綱祭り当日

<神主・仲人先導で大西から雌綱が嫁に来る>

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<雌綱の頭部>

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<100メートル続く尾>

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<舟形を吊るす>

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<入舟式>

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