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花の御寺長岳寺

 2019年5月5日に天理市に所在する長岳寺(真言宗高野山派)に行ってきました。 長岳寺は、824年に弘法大師によって開かれたお寺で、関西花の寺二十五ヶ所第十九番霊場になっており、とても綺麗な花の御寺です。

往時は本堂、不動堂、鐘楼など20坊あったと伝えられていますが、明治初期の廃仏毀釈によって衰退しました。しかし、現在境内には、旧地蔵院の本堂と庫裡が残っています。また、鎌倉時代の楼門(重要文化財)や大師堂(奈良県指定文化財)など多くの文化財があります。

本堂の阿弥陀三尊像(重要文化財)はとても有名で、日本最古の玉眼をもつ仏像として、時代を画する仏像として、専門家の間では良く知られています。住職によれば、運慶の父親の康慶の作品でないかと考えられているとのことです。

山門を入って長い参道の両側に植えられた平戸つつじが大きく刈り込まれて、赤と白の色がとても鮮やかでした。また、眼に飛び込むつつじやその他の木々の青葉の緑がとても新鮮でした。

本堂前には池を備えた浄土式庭園があり、池の廻りを周遊できるようになっています。現在、カキツバタとスノーボールがとてもきれいに咲いていました。

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山門
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参道
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平戸つつじ
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同上
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同上
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案内板
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地蔵院
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庭園
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楼門(鎌倉、重要文化財)
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本堂
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像彫刻1(阿象)
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像彫刻2(吽象)
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浄土式庭園
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かきつばた
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同上
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ムーシューチュー(snow ball)
(これまで、大手毬と言われていましたが、最近の調査でムーシューチューであることが分かったそうです。天理市ボランティアさんのお話しです。)
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説明板
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鹿が彫られた灯籠
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弘法大師堂
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十三重石塔(鎌倉時代、叡尊建立)
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四仏が丸彫り
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本堂と池
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幼児を抱く地蔵菩薩
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大和の観音信仰(1) 妙観寺

 奈良交通主催の奈良大和路再発見バスツアー2019 「大和の観音信仰」西山 厚先生同行ツアーに参加しました。今回のツアーでは、西山先生がNHK奈良ナビで放映された寺社の観音様を特別に拝観させて頂きました。

 天理市西井戸堂町に所在する妙観寺の十一面観音像(平安後期、重要文化財)は、このお寺が明治初期に廃寺になったため、地元の集会所の片隅で保管されていましたが、今日では観音堂に安置されています。 

 この十一面観音像は高さ230cmで、像内に210cmの塑像の心木が納まり、それを前後から挟み込むようにして作られており、鞘仏とでもいうべき、めずらしい造り方をしている仏像です。 右手に錫杖を左手に水瓶を持つ長谷寺形の十一面観音であり、丸く素朴な台座の上に立っておられます。もともと心木の塑像の台座のようであり、台座の下には井戸があるとのことです。

 平安中期の「御堂関白記」に、藤原道長が金峯山に詣でるため、奈良の大安寺、井外(戸)堂、軽寺(橿原市)の順に宿泊したという記事があり、その「井外堂」が現在の地名の井戸堂で、妙観寺の前身の寺院でないかと考えられています。

天理市井戸堂は古代の奈良盆地の三つの官道の一つである中ツ道沿いに所在します。観音堂は現在、山邊御縣坐神社境内にあり、古代では神仏習合し、境内にはお寺も所在したようです。

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山邊御縣坐神社
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石標
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観音堂
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井戸堂の十一面観音(重要文化財)説明板
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植福山 妙観寺
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十一面観音像と脇侍

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雨宝童子像
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難陀竜王像
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国宝指定状(昭和14年)
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重要文化財指定状(昭和25年)
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観音さん行事予定
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鐘楼
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宝篋印塔
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拝殿
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本殿
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自治会集会所前井戸
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万葉集の歌
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天理市 長岳寺の紅葉と地獄絵御開帳

釜ノ口山 長岳寺(高野山真言宗) 天理市柳本町508

 長岳寺では毎年10月23日〜11月30日まで大地獄絵(狩野山楽筆 江戸時代初期)が御開帳され、住職が地獄絵の絵解きをしてくれることで有名です。今年も11月29日に長岳寺へ出かけて、住職の絵解きを拝聴しました。とてもお話が上手で、お寺参りの功徳を解かれるので、安心します。日頃からお寺参りの際には、御朱印帳を持参して記帳して頂いていますので、地獄に於いて裁かれる裁判官に功徳を積んだ証拠として見せることができるとのことです。

 長岳寺の阿弥陀三尊像(重要文化財、1151年造像)は、平安時代にあって、次の鎌倉時代の先駆けとされる、玉眼を使用した日本最古の仏像として有名です。 奈良仏師の慶派の元祖、康慶の作ではないかと住職が説明されていました。

山門
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長岳寺案内板
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庫裏・旧地蔵院
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旧地蔵院・旧地蔵院持仏堂案内板
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持仏堂・普賢菩薩像
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楼門
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朝岳寺説明板
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本堂(絵解き会場)
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池に映える本堂の屋根
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楼門と本堂と浄土式庭園
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関西花の寺25か所霊場第19番 長岳寺

天理市柳本の長岳寺境内は関西花の寺25か所霊場第19番の霊場で、現在(5月6日)、平戸つつじ・カキツバタなどが咲き乱れ、浄土式庭園の池に映え、浄土を連想させるような美しさです。長岳寺(高野山真言宗)は、824年に淳和天皇の勅願により、弘法大師によって大和神社の神宮寺として創建された古刹です。盛時は48か坊、衆徒300余名を数えました。現在、仏像5体と建造物4棟が重要文化財の指定を受けている古刹です。弘法大師のお堂の裏山少し石段を上った所に、古墳の石棺材を用いて、鎌倉時代に刻まれた約2mの高さの弥勒菩薩立像があります。また、境内には四国88カ所霊場の石龕があります。連休中とあって多くの参詣者やハイカーが立寄っていました。

参道の平戸つつじ
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釜の口の説明
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鐘楼門
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本堂(阿弥陀堂) 
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浄土式庭園
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カキツバタ
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カキツバタ
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オオテマリ
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弥勒菩薩大石棺仏
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四国巡礼86番
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夜都伎神社(やとぎじんじゃ)

山辺の道を石上神宮から桜井方面へ歩くとき、まもなく夜都伎神社にさしかかりますので、夜都伎神社については、おなじみの方も多いかと思います。直ぐ近くに、天理高校野球部グランドがありますが、ほとんどの方は気付かないと思います。

  夜都伎神社(やとぎじんじゃ)は天理市乙木町の北方、集落よりやや離れた宮山(たいこ山ともいう)に鎮座し、俗に春日神社といい、春日の四神をお祀りしています。もと指定村社です。乙木には、もと夜都伎神社と春日神社との二社があったが、夜都伎神社の社地を竹内の三間塚池と交換して春日社一社にし、社名のみを変えたのが現在の夜都伎神社です(現地看板より)。

この神社は昔から奈良春日神社とご縁が深く、明治維新までは当社から蓮のお供えと称する神饌を献供し、春日神社から60年毎に若宮社殿と鳥居を下げられるのが例になっていたようです。
 
本殿は明治39年(1906)改築したもので、春日造檜皮葺、高欄、浜床、向拝彩色7種の同形の四社殿が、琴平神社と並列して華麗で美しい。

拝殿は藁葺きでこの地方では珍しい神社建築で、もとは神宮寺で十来子(十羅刹)をまつっていました。

鳥居は嘉永元年(1848年)4月、奈良の春日若宮から下げられたものといいます。鳥居が集落の方位からはずれ神社からも遠ざかっているのは「山の辺の道」に面して建てられたからだと考えられています。鳥居はもとは二基あって、現在の朱塗の鳥居は二の鳥居で、一の鳥居は、これより西、三味田との境界にありました。

西山先生のお話では、神社の東方山地に伝説の「春日明神鹿足石」があることを、春日大社の神職が確認しているそうです。

夜都伎神社大鳥居
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現地看板
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由来
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祭神
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歌碑
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石の鳥居
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拝殿
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拝殿越し本殿
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本殿
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ご朱印
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