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桧原神社の三ツ鳥居

  桧原神社の三ツ鳥居は一昨年の平成27年11月に新しくなりました。この鳥居は伊勢神宮の遷宮の際に撤下された倭姫宮参道鳥居他の古材を用いて新しく作られました。三ツ鳥居完成記念行事の際には、桧原神社と神縁の深い「磯城の舞」が四人の巫女によって奉奏されました。大神神社の三ツ鳥居を拝見する機会は少ないですが、桧原神社の三ツ鳥居は、山の辺の道を歩くハイカーが、いつでも真近で見ることができます。

桧原神社
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三ツ鳥居が新調されました。
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三ツ鳥居
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石燈籠(檜原社 岩田村 箸中村銘)
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三ツ鳥居
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手洗い場から二上山方面
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注連縄と二上山
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雌岳と雄岳
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茶屋
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 桧原神社で休憩していると三輪山(高さ467m)に登拝して、その後、ここまで歩いてきたという方とお話ししました。連休中、登拝する人が大勢おられたとのことです。三輪山へ登る場合は、大神神社のすぐ近くにある狭井神社で300円を払って受付けを済まし、色々と注意を受けてから鈴を付けて登ります。往復2時間かかりますので、午後2時以前に受付を済まさないと登山口は閉鎖されてしまいます。急登ですので決してハイヒールなどで登らない様にしてくださいね。





桧原神社(ひばらじんじゃ)

桧原神社(ひばらじんじゃ)は大神神社の摂社で祭神は天照大御神、伊弉諾尊、伊弉冉命です。大神神社と同じく本殿がなく、三ツ鳥居を通して神体山の三輪山を拝みます。現在の三ツ鳥居は昭和40年の伊勢神宮の式年遷宮の際の内宮の外玉垣東御門の古材を拝領して作られています。

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<三ツ鳥居>
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崇神天皇の御代に宮中に祀られていた天照大御神を、皇女の豊鍬入姫命(とよすきのいりひめのみこと)に託して最初に祀った先「倭笠縫邑」が桧原神社であり、「元伊勢神社」の由縁です。天照大御神は垂仁天皇の御代に倭姫命に託されて全国を巡幸し、最終的に五十鈴川の辺の現在の伊勢神宮の地にお鎮まりになります。

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<(元伊勢)桧原神社と豊鍬入姫宮の御由緒看板>
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看板書き下し

(元伊勢)桧原神社と豊鍬入姫宮の御由緒

大神神社の摂社「桧原神社」は、天照大御神を、末社の「豊鍬入姫宮」(向かって左の建物)は崇神天皇の皇女、豊鍬入姫命をお祀りしています。
第十代崇神天皇の御代まで、皇祖である天照大御神は宮中にて「同床共殿」でお祀りされていました。同天皇の六年初めて皇女、豊鍬入姫命(初代の斎主)に託され宮中を離れ、この「倭笠縫邑」に「磯城神籬」を立ててお祀りされました。その神蹟は実にこの桧原の地であり、大御神の伊勢御遷幸の後もその御蹟を尊崇し、桧原神社として大御神を引続きお祀りしてきました。そのことより、この地を今に「元伊勢」と呼んでいます。
桧原神社はまた日原社とも称し、古来社頭の規模などは本社である大神神社に同じく、三ツ鳥居を有していることが室町時代以来の古図に明らかであります。
万葉集には「三輪の桧原」とうたわれ山の辺の道の歌枕となり、西につづく桧原台地は大和国中を一望できる景勝の地であり、麓の茅原・芝には「笠縫」の古称が残っています。
また「茅原」は日本書紀崇神天皇七年条の「神浅茅原(かむあさぢはら)」の地とされています。更に西方の箸中には、豊鍬入姫の御陵と伝える「ホケノ山古墳(内行家文鏡出土・社蔵)」があります。
              大神神社


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  三ツ鳥居建立奉告祭当日、神宮祭主北白川房子様御成りあり、詠まれた歌が左手生駒石に刻まれています。
 「立つ石に 昔をしのびをろがめば 神のみいづの いやちこにして」


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境内を山の辺の道が通っているため、天理と桜井両方面からきたハイカーの休憩所となっています。境内から大和盆地が一望でき、注連縄越しに見える二上山の風景は何ともいえず美しいです。
シーズン中は桜井市の観光ボランティアガイドがここで定点ガイドをしており、山の辺の道の案内や井寺池の万葉歌碑などの案内をしてくれます。

<正面二上山>
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春・秋のただ一日だけ見える二上山の鞍部へ沈む落日は感動ものです。
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<桧原神社付近地図>
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二上山に沈む夕日

 2013年10月3日は桧原神社から二上山の鞍部に沈む夕日を見ることができる日です。秋分の日から10日程遅れます。 桧原神社境内には多数のカメラマンが詰めかけていました。桧原神社の階段を下り井寺池に出ると、最も景色の美しい場所があります。そこには、古事記の倭健命の歌謡を刻んだ、川端康成書の歌碑

  「大和は 国のまほろば たた奈づく 青かき 山ごもれる 大和し 美し」

があります。この池の辺りの歌碑のそばで、二上山に沈む夕日を眺めました。この日は夕日が二上山の鞍部に落ちる最終段階で、雲に覆われてしまいました。桜井市観光協会の方のお話では、過去25年間で、3回しか鞍部に沈む夕日を見ることができなかったそうです。夕日が雲に隠れる様子を眺めながら、二上山の雄岳に眠る大津皇子の雲隠れる様に想いをはせました。

<写真1 桧原神社から二上山>

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<写真2 井寺池から見た夕日>

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