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聖徳太子シンポジウム

  12月17日、午後1時から奈良春日野国際フォーラム甍にて、奈良県主催の「聖徳太子シンポジウム 芸能のはじまりとその軌跡」が行われました。基調講演は、駒澤大学教授の石井公成氏が「聖徳太子と芸能」と題して行いました。パネル討論は、毛利和雄氏の司会で、阿部泰郎、牧野和夫、松尾恒一、石井公成の各氏で行われました。シンポジウム後は、東儀秀樹氏による雅楽のコンサートが行われました。

 奈良県下の20市町村で聖徳太子没後1400年記念プロジェクトを構成し、各市町村から400人ほどが参加されていました。
奈良市内ではこの日は、 1136年から続く伝統行事の春日若宮おん祭が開催されており、大名行列や御旅所で若宮様にご覧いただく芸能の公演が一日中行われていました。 

 お祭りと言えば秋とか気候の良いときに行われるのが一般的ですが、おん祭はいつの頃からか、毎年極寒の12月17日午前0時から午後10時過ぎまで、春日大社一の鳥居をくぐった所の広場に仮に作られた若宮様の御旅所を中心に行われますので、全ての演技を見るのは大変ですが、日本の伝統芸能を見物するよい機会です。お金と時間のある方は、寒い中、御旅所前に設けられた階段の特別の桟敷席で、芸能を楽しんでおられたようです。

旧奈良県公会堂前
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聖徳太子シンポジウム ポスター
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能楽堂でのシンポジウム
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近鉄奈良駅前 大名行列
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郡山藩大名行列
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春日大社一の鳥居附近 若宮御旅所前
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若宮様に芸能をご覧いただきます。
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春日大社正遷宮奉祝行事

春日大社では11月6日に正遷宮(式年造替)を終えましたが、その初めての週末の11日~13日まで「奉祝なら燈花会」が開催され、本殿特別参拝の無料開放が行われました。 今回は本殿の中へは入れず、拝殿からの参拝でしたが、真新しくなった壁に描かれた獅子などの絵が見えました。 飛火野では石川県珠洲市飯田春日神社の「燈籠山曳き」が行われました。飛火野はローソクの火が灯され幻想的な雰囲気に包まれていました。

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春日権現験記絵巻 

 2016年7月2日に奈良市中央公民館にて、西山 厚が読む春日権現記絵巻第17巻・18巻の講座がありました。

 絵巻全体の中で17巻は特別の巻であり、明恵上人(みょうえしょうにん)(1173~1232)のみが登場します。17巻・18巻では春日明神が明恵のインドへの渡海を思い留まらせようとする物語が展開されます。8歳で父母をなくし、9歳で神護寺に入り、19歳で華厳宗の研究に打ち込みましたが、23歳のときに神護寺を出て紀州の白上の峯で庵を結び、海を見て自然の中で修業に励みます。釈迦を尊敬し、インドへ渡海することを渇望する。春日権現記絵巻第17巻の絵には春日明神が橘氏の女性(明恵の叔父湯浅宗光の妻)に憑依され、鴨居の上から、明恵に日本に踏みとどまるよう春日明神の託宣を伝え、鴨居を降りる場面が描かれています。

 講座では先生の詞書きの解説と、絵の解説に引き込まれ、あっと言う間に、講座が終わってしまいました。

参考文献
(1)配布プリント:西山 厚 「春日権現験記」を読む 9⃣ 、A3版5枚、2016.7.2.
(2)春日大社 「春日権現験記」、平成21年.
(3)西山厚 「仏教発見」、講談社現代新書、p.166、2004.


 

2016春日大社式年造替  その3

 春日大社の摂社の若宮神社の祭神は天児屋根命の御子で天押雲根命(あめのおしくもねのみこと)です。1003年(長保5年)に出現し、1135年(保延元年)に関白藤原忠道によって社殿が創建され祀られました。毎年12月17日に「春日若宮おん祭」が行われ、この日一日だけ御旅所に御渡りになられます。
 若宮本殿(国重要文化財)は本社本殿と同じ形式をしており、拝殿からも春日造の建築様式が観察できます。

春日大社中門
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神鹿
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南門から若宮神社へ
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若宮神社石段から南門方向
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拝殿から若宮社本殿
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若宮神社本殿由緒
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若宮神社本殿
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同上
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同上
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2016春日大社式年造替 その2

 今回、櫻井敏雄先生のご案内と春日大社神職の方のお世話で、特別に修築中の春日大社本殿(国宝)の神域に入り、見学させて頂きました。本殿は四棟が並び右から第一殿(祭神 武甕槌命)、第二殿(祭神 経津主命)、第三殿(祭神 天児屋根命)、第四殿(祭神 比売神)の四神が祀られています。称徳天皇の768年(神護景雲2年)に、この地に社殿が創建されたと伝わります。本殿の写真は春日大社HP, 式年造替を参照してください。 

なお、「東大寺天平三歳四至図」(731年)に御蓋山山中に「神地」と記された四角の空間が描かれており、本殿創建以前から祭祀が行われていたものと考えられます。

本殿間には障屏(現在は東に脇障子、西側に障屏)を付け、全体を横に繋ぎ一つの社殿のように連結しています。 本殿の各棟の身舎は垂木が一軒(飛えん垂木はない)で、繁垂木(垂木の間隔が狭い)となっています。また、身舎は一間ですが、長方形の平面をしており、細長くなっています。本殿の妻側には向拝がついており、一軒かつ疎垂木(垂木の間隔が広くまばらになっている)となっています。

 本殿の各棟の間に、大きな樋(とゆ)がつけられていることに少々驚きましたが、大雨の時にも対処できるようにしているのでしょう。 今回は先の尖った太い木で垣を作り囲(かこい)をしている普段は入れない神域に足を踏み入れ、見学しました。各神殿の階を登りきった踊り場にいた狛犬は現在新造中です。古い狛犬は現在、別の建物で特別展示中です。



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