明恵上人のゆかりの地をめぐる その5
京都栂尾(とがのお)高山寺は寺伝によれば、奈良時代の774年に光仁天皇によって開創され、その後、1206年に後鳥羽上皇の院宣によって明恵上人が紀州より戻り、華厳宗復興の道場として再興し、寺名を高山寺と改めたと伝えています。
楓の緑が鮮やかで苔むした石垣をながめながら急な石段をゆっくりと登ってたどりついた高山寺は、隠れ里の静寂の中にあり、明恵上人の開山堂を特別に御開扉頂いた住職の心温まる歓迎に心癒されました。
高山寺は「女ひとり」の歌にもでてくる世界遺産のお寺です。
女ひとり (作詞 永六輔 作曲 いずみたく 昭和41年)
一 京都大原 三千院
恋に疲れた 女が一人
結城に潮瀬の 素描(すがき)の帯が
池の水面に 揺れていた
京都大原 三千院
恋に疲れた 女が一人
二 京都栂尾(とがのお) 高山寺
恋に疲れた 女が一人
大島紬(つむぎ)に つづれの帯が
影を落とした 石畳
京都栂尾 高山寺
恋に疲れた 女が一人
三 京都嵐山(らんざん) 大覚寺
恋に疲れた 女が一人
塩沢絣(かすり)に 名古屋帯
耳をすませば 滝の音
京都嵐山 大覚寺
恋に疲れた 女が一人
----------------------------------------




御廟

覆屋の中に明恵上人五輪塔
御廟門前に「阿留辺幾夜宇和」(あるべきやうわ)(明恵上人遺訓)の石碑が建つ。

宝篋印塔

開山堂(特別に開扉)


海老虹梁

石水院(国宝)
石水院は鎌倉時代初期の寝殿風住宅建築で、後鳥羽院の賀茂別院を移築したものといわれています。
石水院からの眺めについて、川端康成が小説「古都」の中で取り上げています。






寺宝
善財童子像

現在、九州国立博物館で展示中の、鳥羽僧正筆とされる国宝の「鳥獣戯画」は世界的に有名です。

「明恵上人樹上座禅図」
この絵は幼い頃の私の遊び場(樹上)を思い出します。口笛吹けば鳥が寄ってきますよ。

楓の緑が鮮やかで苔むした石垣をながめながら急な石段をゆっくりと登ってたどりついた高山寺は、隠れ里の静寂の中にあり、明恵上人の開山堂を特別に御開扉頂いた住職の心温まる歓迎に心癒されました。
高山寺は「女ひとり」の歌にもでてくる世界遺産のお寺です。
女ひとり (作詞 永六輔 作曲 いずみたく 昭和41年)
一 京都大原 三千院
恋に疲れた 女が一人
結城に潮瀬の 素描(すがき)の帯が
池の水面に 揺れていた
京都大原 三千院
恋に疲れた 女が一人
二 京都栂尾(とがのお) 高山寺
恋に疲れた 女が一人
大島紬(つむぎ)に つづれの帯が
影を落とした 石畳
京都栂尾 高山寺
恋に疲れた 女が一人
三 京都嵐山(らんざん) 大覚寺
恋に疲れた 女が一人
塩沢絣(かすり)に 名古屋帯
耳をすませば 滝の音
京都嵐山 大覚寺
恋に疲れた 女が一人
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御廟

覆屋の中に明恵上人五輪塔
御廟門前に「阿留辺幾夜宇和」(あるべきやうわ)(明恵上人遺訓)の石碑が建つ。

宝篋印塔

開山堂(特別に開扉)


海老虹梁

石水院(国宝)
石水院は鎌倉時代初期の寝殿風住宅建築で、後鳥羽院の賀茂別院を移築したものといわれています。
石水院からの眺めについて、川端康成が小説「古都」の中で取り上げています。






寺宝
善財童子像

現在、九州国立博物館で展示中の、鳥羽僧正筆とされる国宝の「鳥獣戯画」は世界的に有名です。

「明恵上人樹上座禅図」
この絵は幼い頃の私の遊び場(樹上)を思い出します。口笛吹けば鳥が寄ってきますよ。
