FC2ブログ

山城の国千年の古寺 禅定寺(ぜんじょうじ)

京都府綴喜郡(つづきぐん)宇治田原町に存する千年の古寺、禅定寺(曹洞宗)に参詣しました。寺伝によれば、創建は東大寺の別当平崇(へいそ)上人が、991年(正暦2)にお堂を建て、十一面観音像を安置したのが始まりです。 

禅定寺は奈良から琵琶湖に出る近道である宇治田原の山中にありますが、現在は曹洞宗の寺院として、茅葺の本堂を中心として、境内が整備され、国重要文化財の平安時代の仏像が収蔵庫に多く安置しています。また、境内の40mにおよぶ擁壁に平成の大涅槃図が描かれており、色あせてはいますが、圧巻でした。 当初の彩色された涅槃図がHPに掲載されています。

なお、元京都大教授の中村直勝氏は「浄域の名にふさわしい寺をさがす人に第一に推したいのは禅定寺です。」と書いておられます。 その名にふさわしいお寺でした。本堂の茅葺の屋根には三重県志摩地方のアワビの貝殻が載せられているそうです。茅が鳥に引きちぎられないよう防いでいるようです。

山門
DSCF8050s.jpg

由来
DSCF8007s.jpg

本堂
DSCF8020s.jpg

禅定寺額
DSCF8021s.jpg

庫裏
DSCF8043s.jpg

庭園
DSCF8038s.jpg 

五輪塔
DSCF8058s.jpg

説明板
DSCF8059s_20161002014008699.jpg

涅槃図絵
DSCF8023s.jpg
DSCF8028s.jpg


収蔵庫
 DSCF8056s.jpg

収蔵庫の仏像

・ 本尊 十一面観音立像(国重要文化財)
   寄木造漆箔、像高286cm、藤原時代初期(10世紀末)、定朝の父康尚の頃の特長が出ています。
・ 日光・月光菩薩立像(国重要文化財)
   一木造 彩色 像高日光203cm、月光208cm。光明山寺の旧仏とみる説あり、本尊と同時期。
・文殊菩薩騎獅像(国重要文化財)
   一木造 彩色、像高57cm(座高)、藤原時代、986年 奝然宋より将来説あり。中村直勝氏激賞の文殊菩薩。
・四天王立像(国重要文化財)
  一木造 彩色 持国天164cm、増長天163cm、広目天156cm、多聞天161cm
・大威徳明王像(町指定文化財)
  一木造 彩色、ぞうこう60cm、藤原時代
・延命地蔵菩薩半跏像
  一木造 彩色、像高88cm、藤原時代

昭和55年皇太子殿下行啓記念
DSCF8055s_20161002022753aa2.jpg










プロフィール

青龍

Author:青龍
FC2ブログへようこそ!

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
萩 (2)
訪問者数
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

QRコード
QR