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新羅・任那使を迎えた古代の道  その1

有史会12月例会「新羅・任那使を迎えた古代の道」で、橿原考古学研究所の重見泰氏の案内で、近鉄結崎(ゆうざき)駅から田原本(たわらもと)駅まで約9kmの道を歩きました。歩いたコースは以下の通りです。

  近鉄結崎駅→島の山古墳→白山神社→屏風杵築神社→黒田大塚古墳→孝霊天皇廬戸(いおど)宮伝承地→孝霊神社→保津・宮古遺跡→十六面薬王寺遺跡→羽子田遺跡→阪手北遺跡→近鉄田原本駅

島の山古墳
 結崎駅から一路、島の山古墳めざしました。何回か来ていますが、この日は晴天に恵まれ最高でした。全長200mで周濠のある巨大な前方後円墳です。四世紀末頃の古墳で、ここから黒田大塚古墳に至る1.8kmの間に約20基の三宅古墳群があります。筋違道は三宅古墳群の東側を並行するので隋、新羅、任那の使者は陸路をとったとすると、この古墳群を眺めていたに違いありません。

後円部には竪穴式石室が存在し、前方部には長さ10mの粘土槨にコウヤマキの木棺が安置されていました。木棺をを覆う粘土に、133点もの鍬形石、車輪石、石釧などが貼り付けられていました。粘土槨には2500点以上の玉類がばらまかれていました。また、棺内には水銀朱がまかれ、銅鏡三枚、石製合子三点、玉を連ねたネックレスとブレスレットを装着していたようです。副葬品には武器はなく被葬者は女性かもしれません。古墳の築造年代と副葬品の豪華さから神功皇后ゆかりの女性が埋葬されていると、推定される学者もいます。東の造りだし部では笊(ざる)が見つかっています。

前方部竪穴式石室の一部の石材が、比売久波神社の拝殿と本殿の間、川西町立ふれあいセンター、個人宅に残されています。

島の山古墳説明板
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唐院についての説明板
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全長200mの巨大前方後円墳
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比売久波神社
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拝殿
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本殿
石室石材(右側の長い石材)
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拝殿と本殿の間
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