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十二支の龍文様について

2012年1月9日、橿原考古学研究所附属博物館主催の「十二支の考古学―辰―」にちなんだ講演がありました。

千賀 久氏(葛城市歴史博物館館長) 「古墳時代の龍文様」 

 初めに、帯金具(ベルト)の龍と虎の文様の見分け方の説明がありました。龍は胴体に鱗(うろこ)があり角が出ているが、虎は鱗ではなく縞模様があり、角はない特徴がある。誉田丸山古墳1号、2号から出土した鞍金具(国宝)に龍文様があり、3~4世紀に中国中原地域―>朝鮮半島―>日本へのルートで龍文様が入ってきていると考えられる。

 6世紀の馬具と飾り太刀には、宮崎県百塚原古墳群出土の馬具、ドイツ・ハンブルグ博物館所蔵の伝・大和郡山出土の鞍金具がある。また、藤ノ木古墳の飾り馬具は写実的な龍文様であり新羅系馬具の特徴を有する。
飾り太刀の象嵌文様は退化した龍文様となっており、日本列島では、龍文様に関する工人の知識に限界があった。

金関 恕氏 (大阪府立弥生文化博物館館長)「弥生土器絵画の龍伝説を遡る」  

 これまでに龍を表した弥生土器は78遺跡、150を越える。水や降雨を支配する中国の龍信仰が伝えられた。
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