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We Shall Overcome

 アメリカのベトナム反戦運動には、若手のフォーク歌手ジョーンバエズも参戦し、その歌声で集会参加者を励まし続けました。 ジョーンバエズの歌声は、一度聴いたら忘れられない透き通った美しい響きをしています。 来日した時、大阪豊中のライブで、
「We Shall Overcome」(私たちは かならず 勝利する)を聴いたときは、本当に脳天まで声が浸透し、体が震え、卒倒しそうでした。
ベトナム反戦運動に必ず勝利するという思いと、透き通った声が頭脳で融合した衝撃は今でも忘れられません。

ライブから下宿に帰って友人とその衝撃について深夜まで語り尽くしたことを今思い出しました。現在、日本では誰かこの歌を歌っている歌手はいないのでしょうか。当時、森山良子がピンチヒッターで「この広い野原いっぱい」を歌ったことが誤解され、反戦歌手のように云われた時期もありましたが、その後かなりたって、彼女は「さとうきび畑」で、「ざわざ、ざわざ」という素晴らしい曲をヒットさせましたね、米軍の戦車が迫ってきそうです。

 なお、FUGAZIのIVAN MACKEYのお姉さんの話では、ジョーンバエズは晩年、サンフランシスコの郊外のバークレイ市に居住し、健在でライブもやっているとのことでした。ベトナム反戦運動はUC BERKELEYから始まったとも云われていますが…

 あれだけ強大に見えた米軍もベトナム人民の不屈の反撃と、米国内の強固な民主主義を実現する反戦運動、世界の人民のベトナム反戦運動により、アメリカの敗北で終結しました。

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「勝利を我らに」ジョーン・バエズ:Joan Baez – We shall overcome
作詞作曲: Zilphia Holton、Frank Hamilton、Guy Carawan、Pete Seeger

We shall overcome
We shall overcome
We shall overcome someday
Oh deep in my heart
I do believe
We shall overcome someday

We shall hand in hand
We shall hand in hand
We shall hand in hand someday
(chorus)

We shall all be free
We shall all be free
We shall all be free someday
(chorus)

We are not afraid
We are not afraid
We are not afraid today
(chorus)

We are not alone
We are not alone
We are not alone today
(chorus)

The whole wide world around
The whole wide world around
The whole wide world around someday
(chorus)

We shall overcome
We shall overcome
We shall overcome someday
Oh deep in my heart
I do believe
We shall overcome someday



ジョーンバエズが公民権運動でWe shall overcomeを歌ったWashington D.C. モール
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連邦議会(5月に、安倍首相が日本の国会にかける前から戦争法の成立を誓った米議事堂)
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THE WALL

  アメリカのワシントンD.C.のモール内の公園にベトナム戦争戦没者慰霊碑があるのをご存知でしょうか?この碑は1982年に主要部が完成した、長大で背丈の高い、黒い御影石からなる碑で、ベトナム戦争で犠牲になった兵士58000余名の名前が刻まれています。犠牲者が確認されるとこの碑に名前が追加されます。 ここを訪れる人は年間300万人もおり、現在もベトナム戦争で犠牲になった兵士の遺族が花束を捧げたり、親族の名前を写し取る人が絶えないそうです。

<THE WALL。 両端は背丈が低く中ほどは背丈以上の高さがある慰霊碑>
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<中心部>
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 この慰霊碑はTHE WALLと呼ばれます。当時21歳のイェール大学の学生がコンペに出して優勝したデザインを元に造られた碑です。そのデザインは横一直線のシンプルな壁でした。壁には日本から送られた御影石も使われているそうです。

<本の表紙>
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<最初の慰霊碑図案>
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ベトナム戦争はベトナム北部のトンキン湾でアメリカの駆逐艦が北ベトナムの魚雷艇に攻撃されたとして始まりました。アメリカはこれをきっかけに、北ベトナムへの爆撃や地上部隊の大量派兵に踏み出しました。しかし、1971年に暴露された、「ペンタゴン・ペーパ」によってトンキン湾での衝突は、米国の軍事挑発によって引き起こされたものであることが、明らかになりました。

アメリカ国内では若者を中心としてベトナム反戦の運動が盛り上がり、全土に広がりました。ワシントンDCのモールも幾度もベトナム反戦の集会によって埋め尽くされました。何故ならベトナムへ送られた多くの若い兵士たちは帰らぬ人となったからです。

<連邦議会階段から記念塔を遠望したモールの風景>
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<リンカーン記念堂>
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現在安倍政権が参議院へ送付し審議が始まった「戦争法案」が法律化されたならば、犠牲になるのは日本の若者です。

戦争法案に反対する行動が求められています。




 

ENIAC

ワシントンD.C.の航空宇宙博物館でエノラ・ゲイを見学した後、アメリカ歴史博物館に行き、世界で最初の真空管式コンピュータENIAC(エニアック)の展示を見てきました。

ENIACは、米陸軍の要請を受けて、第二次世界大戦中の1942年からアメリカのペンシルバニア大学でJ.モークリ、J.P.エッカートにより開発され、1946年に完成しました。 弾道計算を目的としていましたが、最初の計算はロスアラモス研究所の水爆の爆縮の計算に用いられました。

ENIACはプリパッチ上の配線によりプログラムを行っていたため配線が大変でした。その後、1946年にフォン・ノイマンによってプログラム内蔵方式のコンピュータが提案され、1949年には英国でプログラム内蔵方式のEDSACが開発されました。その後、UNIVAC,IBMで商用コンピュータが開発され、次々と新しいコンピュータが開発され今日に至りますが基本原理は変わっていません。

最近ではインターネット回線を通したスマートフォン等によるコンピュータ間通信が日常化しましたが、セキュリティの確保が課題となっています。

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スミソニアン博物館の展示
<ENIAC>
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<配線>
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<真空管>
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<関数表>
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エノラ・ゲイ

 20年前、アメリカのワシントンDCのスミソニアン博物館の一つである航空宇宙博物館で戦後50年を記念して、広島に原爆を投下したエノラ・ゲイの特別展示が行われました。そのとき、博物館側では当初は広島の被害や歴史的背景も含めた展示をおこなうことを計画していましたが、全米退役軍人協会などの強い抗議と反対で、広島の原爆被害の展示は中止に追い込まれました。そのため原爆展は、DC市内のアメリカン大学で行われました。この騒動でスミソニアン航空宇宙博物館長は辞任しました。

このときの展示では広島の被害についての展示や解説は一切なしで、原爆投下の必要性について言いわけをするビデオ映像が流され、説明版も言いわけするだけの展示でした。航空宇宙博物館ではB-29爆撃機エノラゲイと搭載していた原爆(リトルボーイ)が展示されていました。当時の珍しい写真を紹介します。

その後2003年に、DC郊外のダレス国際空港近隣に大きなスミソニアン航空宇宙博物館別館スティーブン・F・ウドヴァーヘイジー・センターが新設され、エノラ・ゲイも移され他の航空機とともに展示されています。

<エノラ・ゲイ パネル>
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<説明>
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<B-29 エノラ・ゲイ>
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<原爆 リトル・ボーイ模型>
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まったく話は変わりますが、ワシントンDCエリアで活躍していた、Fugaziというパンク・ロックのバンドをご存知でしょうか?時々来日し日本公演もしていたようです。今はもう解散していますが、DCのモールのワシントン記念塔近くの舞台でよく野外ライブを開催し、若者達・若い軍関係者のすごい人気を集めていました。Ivan MacKey の姉の紹介で時々ライブに出かけました。 来日した時、大阪心斎橋アメリカ村のサンホールでIvan MacKeyのPlayer招待で演奏会場に入れてもらいました。

DCで演奏している珍しい写真がありましたので紹介します。観客は全員ヘッドパットしていました。大昔の写真です。

<ワシントンDC ワシントン記念塔 Fugazi演奏会>
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