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在原神社 その2

在原業平(825~880)は平安前期を代表する歌人で、六歌仙に選ばれています。従四位下右近衛中将まで進み、在五中将とも呼ばれました。「昔男ありけり」の書き出しで知られる「伊勢物語」の作者ともモデルとも伝えられています。

在原神社境内には「筒井筒」にある伝説の古跡などの標識がありました。

<謡曲「井筒」の井戸>
在原業平と昔契った井筒の女(実は紀有常の娘)が、幼時に業平と背の高さを測りあったという筒井筒の井戸がありました。

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<夫婦竹>
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 <むらすすき>
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<芭蕉(はせを)の句碑>(青木月斗 書)
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  うくひすを
    魂(たま)に眠るか
      嬌柳(たおやなぎ)
             はせを(芭蕉)


<業平道>
業平が河内高安へ通った経路が書かれていました。物語もフィクションですが、この経路はどのようにして算出したのでしょうか?(八里とあります)、うまくできていますね。斑鳩町にも業平道の看板や業平橋(旧、新両方ある)があります。なお、十三峠は大阪平野を眼下に眺望できる(平安時代は難波の海の沖つ白波も見えたと思いますよ)絶景のビューポイントで、龍田から高安へ越えて行く最短経路です。 東国から飛んできて伊丹空港へ着陸する飛行機は、すべて頭上を通過してゆきます。

   風吹けば沖つ白波たつた山夜半にや君がひとり越ゆらむ

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在原→鉾立→北柳生→伊豆七條→馬司→今国府→法隆寺門前→大和高安→並松→龍田→信貴山→十三峠→河内高安

<道路沿いの神社標識:神社境内はゲートボール場です>
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在原神社 その1

 名阪国道を名古屋方面から来て天理・奈良インターで降り、国道169号線を横切って20m程直進すると左手の道沿いに在原神社(ありわらじんじゃ)が鎮座します。かなり荒廃しているので、ここが伊勢物語で有名な在原業平(825~880)ゆかりの神社であると気づく人は少ない。

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祭神は阿保親王・在原業平の父子で地元の人々によって大切に祀られています。神社は一間社・流造で正面に千鳥破風があり、向拝付の建築です。大正九年(1920)に改築されたものですが、もとの社殿は紀州候の寄進になる立派なものであったそうです。

<社殿>

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 境内にはもと在原寺と業平神社がありましたが、明治維新の神仏分離で在原寺は廃され、名を在原神社と改められました。神社の入口には「在原寺」と刻まれた標石が建っています。裏には「在原神社」と刻まれています。もとは上街道からの入口にあったものです。

<在原寺の標石>
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<裏面:在原神社>
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