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島庄遺跡第32次調査現地説明会

2014年1月18日、奈良県立橿原考古学研究所による島庄遺跡第32次調査現地説明会がありました。午後になると天気は時雨れて、今年一番の寒さの中一時間毎に説明が行われました。現場は石舞台古墳の北約100mにあり稲淵・多武峰方面へ行く道路を隔てた上にある狭い段々畑です。調査区は段々の一番上から1区、2区、3区に分れています。

1区は3×11mの東西に長い調査区です。そこでは幅1×3m、深さ50cmの南北の溝が見つかりその中に、拳大の石や人頭大の石や、須恵器などの飛鳥時代の土器が見つかりました。これより、石舞台古墳の北側にも飛鳥時代の遺構が存在することが明らかになりました。
2区では中世以降の溝や小規模の石積みが検出された。
3区では中世以降の東西の石積み流路が検出されている。

なお、明日香村教育委員会による石舞台古墳北側における2007年10次調査では横穴式石室が検出されており、2008年8次調査では古墳と主軸を合わせた大型柱穴列が検出されている。

今回の調査や過去の明日香村による調査によって、石舞台古墳周囲の尾根上には、石舞台古墳や嶋宮と密接な関係のある飛鳥時代の遺構が全面的に広がっていることが分った。

なお、石舞台古墳の周辺を描いた江戸時代の絵図や、昭和8年の京都帝国大学調査報告の写真と現在の景観を見比べてみるとほとんど、地形が改変されておらず、景観が保存されていることが分るそうです。

<写真1 看板>
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<写真2 調査区地図>
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<写真3 1区全体>
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<写真4 1区南北溝>
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<写真5 2区>
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<写真6 3区>
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<写真7 出土土器>
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<写真8 石舞台古墳>
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